「中古住宅を購入しリフォームするメリット・デメリットを知りたい」「新築と中古どちらがよい?」
お客様よりそういう質問をよくいただきます。そこで今回は、中古住宅を購入しリフォームするメリット・デメリットをご紹介します。リフォームを検討する上で押さえておきたいポイントも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
▪中古住宅を購入しリフォームを行うメリット・デメリットとは?
マイホームを新たに建てるよりも費用を抑えられる(メリット)
新築一戸建ての費用相場は 国土交通省の「住宅市場動向調査(2021年度)」によると、注文住宅の購入資金の全国平均は、土地を購入して建てた場合は5,122 万円、土地をすでに持っていて建て替えた場合は 3,299万円という結果が示されています。一方で中古住宅の平均購入価格は約2,500万円であり、リノベーションにかかる費用の平均は750〜1,150万円と言われています。そのため、リフォームをする場合は、マイホームを新たに建てるよりも費用を抑えられる傾向にあります。
自由にリフォームができる(メリット)
マンションの場合は、エントランスや玄関の扉などの共有部分は施工してはいけなことになっています。一方で、中古の戸建て住宅の場合は比較的に自由にリフォームが可能です。
おしゃれな住まいにできる(メリット)
中古住宅をリフォームするのであれば、ある程度自由に内装や間取りを考えられます。おしゃれにこだわって住まいのデザインをしたいという方も多いでしょう。そんな方は、中古住宅を購入しリフォームを行うことがおすすめです。
耐震性が不安(デメリット)
日本は地震大国としても知られており、建物の耐震性が重要視されています。耐震基準などは国により定められていますが、近年制定された耐震基準と、昔に定められた耐震基準とでは大きな違いがあるのも事実です。日本ではじめて耐震性の設計基準が設けられたのは、建築基準法が制定された1950年。それ以前の中古住宅では、現在の耐震性基準を満たしているケースが少なくなっています。
木造住宅のターニングポイントは「2000年基準」
特に、木造住宅の耐震性におけるターニングポイントが「2000年基準」です。2000年6月1日以降に建築された戸建住宅などは、すべて2000年基準が適応されているため、優れた耐震性を誇っています。たとえば、熊本地震で旧耐震基準の中古住宅が28.2%倒壊したのに対し、2000年基準の中古住宅ではわずか2.2%まで被害を抑えられています。言い換えれば、それ以前に建築された木造住宅などは耐震性にいくつかの不安要素が残ってしまいます。中古の戸建住宅を購入するとき、耐震性に不安を覚える方は原則2000年6月1日以降に建設された物件がおすすめです。
耐震補強で問題解決!!
2000年6月1日以降に建設された物件がおすすめとご紹介しましたが、それ以前の物件も諦めることはありません。耐震診断を行い必要な補強工事を行えば現行の耐震基準まで数値を上げることが可能になります。
▪リフォームをする上で押さえておきたいポイントをご紹介!
リフォームをする上で押さえておきたいのは、しっかり耐震工事等で安全性を確保した上でオシャレな住みよい物件を作っていくことです。
◆ まとめ
今回の記事では、中古住宅を購入しリフォームを行うメリットとデメリット、リフォームをする上で押さえておきたいポイントについてご紹介しました。
ぜひ本記事を参考に、リフォームを行うかどうか検討してみてくださいね。
またアルタスではリフォーム・リノベーション・耐震診断・耐震補強工事が可能です。福岡、佐賀で中古住宅購入を検討されている方はお気軽にご相談下さい。