最近ではさまざまなIoT家電(製品)が一般家庭でも普及し始め、家のスマートホーム化を検討したり、実際に導入したりするご家庭も増えて増えてきました。
IOT家電(製品)つまり、簡単にいえばインターネットに接続できる家電や製品のことです。
10年先の未来では、もはや住宅のスマートホーム化はごく当たり前な世界になっているかもしれません。
そこで今回はスマートホームについて解説していければと思います。スマートホームを検討されている方は参考にしてください。
スマートホームにできること
ここからは、スマートホームで具体的になにができるのかを見ていきましょう
家電をインターネットに接続できる
スマートホームでは、家電がインターネットに直接つながるので、家電の遠隔操作が可能です。
また、ファームウェア(家電を制御するためのソフトウェア)も、インターネット経由で最新のアップデートを受け取れるので、物理的に故障しないかぎり家電を最新状態に保てます。
スマホや声を家電のリモコン代わりにできる
家電や設備をスマートホーム化しても、専用のリモコンを買う必要はありません。
スマホやスマートスピーカーがあれば、インターネットを介してリモコン代わりに家電を操作可能です。
スマホ1台あれば、どの家電も操作できるので、家の中がリモコンだらけになることはありませんし、機器に対応したリモコンを探す時間もなくなるでしょう。
離れていても高齢者やペットを見守れる
ネットワークカメラなどを利用すれば、ペットや一緒に暮らす高齢者の様子を外出先から見守れます。
共働きでお子さんが一人になる時間が多いようなご家庭であっても、スマホでいつでも家の様子を確認できるので安心です。
消費電力を抑えられる
スマートホームであれば、家電の稼働状況をリアルタイムでモニタリングできるので、無駄な電力消費を抑えながら、効率よく家電をコントロールできます。
たとえば、電気を消し忘れたまま外出しても、外出先から電源をオフにすればいいのです。
自宅の防犯対策を向上させられる
スマートロックを利用すれば、玄関の鍵の状態や鍵の施錠記録を、外出先から確認できます。
「ドアに鍵かけたかな?」と不安になってもスマホで確認できますし、鍵をかけ忘れていても遠隔操作で施錠できます。
また、監視用ネットワークカメラの数を増やしたり設置場所を工夫したりすれば、家の様子全体をスマホで確認できるので、自宅の防犯対策向上にもつながります。
設定によりモノ同士を連携できる
『室内温度が30℃になったら冷房ON』『ドアを開けたら照明をつける』等モノ同士で通信させ連動させることができます。
スマートホーム導入前に必要なものは?
操作も設定もスマホが必要
スマートホーム家電では、スマホをリモコン代わりに操作したり設定したりします。
家電の稼働状況など、さまざまなデータの確認にも使うので、スマホは必要不可欠です。
自宅のWi-Fi環境
多くのスマートホーム家電が、スマホによる操作や設定でWi-Fi環境を利用します。
スマートホームが提供する機能やサービスを最大限に利用するには、Wi-Fi環境を整えることが必要です。
快適に過ごすために
家にいるとき・外出するとき・帰宅するとき、それぞれの生活シーンで何をスマート化すれば利便性が向上し快適に過ごせのか、よく検討しましょう。
たとえば照明一つとっても、時間で制御したほうがいいケースもあれば、人感センサーで感知すればいいケースもありますよね。
リビングなど共用の場所と個々の部屋での設定は変えるなど、一緒に暮らす人々が快適に過ごせる工夫を考えましょう。
コンセントの数も重要
スマートホーム化のためには、コンセントの数も重要です。
自宅のコンセントの数を把握し、スマートホーム化にあたってコンセントがいくつ必要かはスマートホーム化検討時に確認しておきましょう。
スマートホームで生活をよりスマートに
スマートホームでできることについて解説しました。
自宅をスマートホーム化すれば、スマホ1台で外出先から家電や照明をコントロール可能なうえ、留守番中の家族も見守れるので安心です。
さまざまな家電がインターネットにつながるので、ネットワークセキュリティに対する意識の向上は必要ですが、導入すればさまざまな生活シーンが快適になるでしょう。
当社、株式会社アルタスは株式会社LinkJapan制の製品を中心にスマートホームのご提案をしています。